函商高「HAKOSHOP」が新商品

update 2009/9/18 10:19

 函館商業高校(滝田進校長、生徒711人)の生徒らによる模擬株式会社「HAKOSHOP(はこしょっぷ)」が、新商品第3弾として菓子「箱館ハイカラ號サブレ」を考案した。化粧箱とサブレの型は、市民や観光客に親しまれるレトロ市電がモチーフ。19日から函館市交通局の駒場車庫(駒場町15)で販売を始める。生徒らは「函館を代表する観光土産に」と期待を寄せている。

 はこしょっぷは昨年7月に設立。これまでにタオルや米粉のクッキーなどを作り、同校ホームページや各種イベントで販売している。今回、市電に関する菓子を作ろうと同校が市交通局と函館の社会福祉法人「かいせい」に企画を持ち掛け、共同開発した。

 サブレのデザインは函商生、製造・販売はかいせいが担当。道産小麦100%で、もちもちした食感が特徴だ。箱には市電の写真を活用し、取っ手部分には運行路線図と歴史を盛り込んだ。

 3年生の佐藤達哉君(18)は「売れるか不安だけど、市の有名な観光土産になれば」と話し、岩崎未千留さん(17)は「おいしい。若い人やお年寄りにも食べてほしい」と太鼓判を押す。かいせいの職員中村将司さん(27)は「シンプルな味にし、無添加なので安心して食べて」と話す。

 19日は100箱を用意。24日からはかいせいでも取り扱い、販売場所を募る予定だ。

 同校は本年度、道教委の「専門高校Power Upプロジェクト」推進事業の実践研究校に指定されており、商品開発はこの一環。今後、青森商業高校と連携した青函ブランドの開発を目指している。

 商品に関する問い合わせはかいせいTEL0138・22・8775。

提供 - 函館新聞社




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