現駅へ「20分以内」 アクセスに要望【道新幹線】
update 2010/2/17 15:23
北海道新幹線新函館開業対策推進機構(会長・森川基嗣函館商工会議所副会頭)と函館、北斗両市、七飯町は16日までに、新函館駅(仮称)と現函館駅のアクセス充実に向けた要望内容をまとめた。主に@所要時間20分以内を実現する車両の導入A円滑に乗り継げる運行ダイヤ B対面乗り換え可能なホーム整備―の3点で、17日にJR北海道本社や道などに要望する。
4者は昨年11月、新函館駅からの鉄道アクセス充実に関する検討部会を設置。今月までに計3度会合を開き、内容をまとめた。
車両導入は、JR北海道が札幌地区で運用しているディーゼル車を想定。最高速度130キロで加速性にも優れているため、これに準じた車両で現在の渡島大野駅―函館駅の所要時間(普通列車で24―30分)を20分以下に短縮できると判断した。
検討部会では当初、JRが開発し、ディーゼルモーターと電気エンジンとを組み合わせた「モーター・アシスト式ハイブリッド型列車」の要望も浮上したが、「導入のハードルを高める必要はない」(同機構)として見送る。
また、ホームに関しては新幹線と函館、札幌両方面で対面乗り換え可能なホーム整備とともに、函館方面リレー列車の車両数に見合った長さを求める。同機構は「リレー列車が繁忙期に4両編成を必要とする場合、函館側ホームとして100メートルが必要になる」としている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。