町の情報“窓口”開設 HP「とべとべおとべ」
update 2010/2/17 15:23
【乙部】乙部町は15日、町内情報の発信や住民による情報交流の拠点となるポータルサイト「とべとべおとべ」を仮オープンした。3月までに農産物や地場産品のネットショップ、地域SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した住民交流サイトなどのコンテンツを充実させる方針だ。
サイトはパソコンと携帯電話の両方で閲覧できる。トップページでは、縁結びの神木として親しまれるカツラの巨木「縁桂(えんかつら)」をデザインしたキャラクターが来訪者を出迎える。サイトの名称は町内の小中学生などから公募した。
サイト内では、飲食店、ホテルや旅館、元和台海浜公園などの観光施設、年間のイベント情報をはじめ、商店や公共施設などの生活情報も網羅。3月中にもアスパラなどの特産品を販売するネットショップも立ち上げる。地域SNSは、事前に会員情報を登録した人が、地域の耳寄り情報をはじめ、自治会やサークルなどの団体、札幌や東京にあるふるさと会などのメンバー間での情報交換と共有を可能にするという。
また、町外からの新規就農者向けに、本年度初めて出荷額が1億円を突破したブロッコリーなど野菜類の契約栽培の取り組みのほか、IT技術を活用して、リアルタイムで農産物の集出荷情報や気象データを携帯端末で出入力できる「農業支援システム」(新年度運用開始)の紹介ページも設ける。
サイトは総務省の「地域ICT(情報通信技術)活用モデル構築事業」を活用して開設準備を進めてきた。行政情報が中心だった町ホームページに代わり、住民同士の交流や民間情報の発信拠点とする狙いがある。町の小石裕之企画室長は「パソコンや携帯電話を通じて、リアルタイムの情報をやり取りでき、高齢者を含めた住民の交流拠点になるようなサイトを目指したい」と話している。HPアドレスはhttp://
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。