砂に込めた温暖化問題 ラ・サール高生徒らがメッセージ制作
update 2010/2/16 13:20
温室効果ガスのマイナス6%を掲げた京都議定書を守って、低酸素社会を構築しよう!――。函館ラ・サール高校の生徒らで構成する環境問題研究会(伊藤慧会長)は15日、大森浜(函館市湯川町3)にサンド(砂)メッセージを制作した。伊藤会長(17)は「多くの人たちに温暖化問題について考えてもらうきっかけになれば」と話している。
同校のピーター・ハウレット教諭がNPO法人南北海道自然エネルギープロジェクトの代表理事を務めていることから5年前に生徒らに声を掛け、この取り組みが始まった。毎年、京都議定書の発行を記念し、この時期に行われている。
今回のメッセージは「しっかりKYOTOで350ppmへ↓ダウン」で、「O(オー)」と「0」がクロスワードになっている。寒さが身にしみる海岸での作業に15人のメンバーが取り組んだ。水分を含んだ砂をザルで固め、130個のブロックでメッセージを刻む作業は約2時間にも及んだ。最後に4人の人文字で矢印部分が完成すると、メンバーは「できたー」と手を上げ喜びを表現していた。
提供 - 函館新聞社
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