ごっご「おいしい」恵山でまつりにぎわう
update 2010/2/15 23:57
函館市恵山地区の冬を代表する味覚「ゴッコ(ホテイウオ)」のおいしさを味わってもらうイベント「第20回えさんごっこまつり」(同実行委主催)が14日、同市日の浜町の恵山海浜公園内特設会場で開かれた。前浜で捕れたばかりの新鮮なゴッコや、ゴッコを使った料理を求め、家族連れなど大勢の来場者でにぎわった。
グロテスクな姿から、以前は地元でしか食べられていなかったゴッコ。しかし、旧恵山町時代に始まった「まつり」を通じて、一般にもそのおいしさが知られるようになった。
来場者の一番のお目当ては無料で提供される「ごっこ汁」。恵山女性団体連絡協議会(及川良子会長)のメンバー7人が地元産のコンブをたっぷり使った秘伝のしょうゆベースの味付けで調理、たっぷり400食分を準備したが、午前11時から配布した整理券はわずか10分でなくなる人気ぶりだった。
毎年訪れているという北斗市の相馬勝子さん(65)は「ゴッコは味も良く、コラーゲンが含まれ美容にもいいので大好き」と笑顔でごっこ汁をほおばっていた。及川会長は「毎年たくさんの人たちが遠くから足を運んでくれるので、作るほうも気合が入る」と話していた。
このほか生のゴッコがメス1匹オス2匹のセットで1000円と、市価の半分以下で販売されるなど、安くて新鮮な海産物が数多く並び、どれも30分ほどで売り切れる盛況だった。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。