日本郵趣協会が9月に函館で初の全国会員大会開催

update 2010/2/14 12:40

郵便切手収集家の全国組織、財団法人「日本郵趣協会(JPS)」の2010年度の全国会員大会が、9月25、26の両日、函館で初めて開催されることが決まった。全国からの会員約150人、一般約250人の参加が予想される大規模なイベントの成功を目指し、JPS函館支部(渡利正義支部長、会員約30人)では着々と開催準備を進めている。

 JPSは1946年に発足し、全国に会員約3万人、110の支部を持つ国内最大の会員制郵趣団体。全国会員大会はこれまで県庁所在地のある大都市で開催してきた。今回函館が選ばれたのは、発足以来、欠かすことなく月例会を開くなど活発な活動を続けてきたことが評価されたもので、渡利支部長も「期待に応えられるように精いっぱい頑張りたい」と意欲を見せている。

 大会会場は両日とも函館国際ホテル。ゲストを招いた記念講演やミニセミナーなどのほか、オークションも予定されていて、会員同士が自慢のコレクションの価値を確認し合いながら交流を深める。また切手の特別展や企画展も予定されていて、こちらは一般参加者も鑑賞することができる。

 このほど、同ホテルで行われた函館支部の月例会では、大会の成功に向けて会員同士が協力体制を確認。渡利支部長は「一般の参加者にも足を運んでもらい、切手の魅力を知ってもらえるように、周知徹底に務めていこう」と呼びかけた。JPS函館支部の問い合わせ先は、渡利支部長 TEL0138-51-5890。

提供 - 函館新聞社




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