湯川中美術部作成の紙芝居がラオスへ
update 2010/2/13 12:09
函館湯川中美術部(寺田沙織部長、部員6人)が作成した紙芝居「青い鳥」が今夏、札幌のNPOを通じてラオスに送られることになった。部員は「現地の子どもたちに楽しんでほしい」と話している。NPOは6月まで、現地に寄贈する紙芝居を募っている。
同部は昨年、函館五稜郭ロータリークラブ(RC)の依頼でインドネシアの児童養護施設に送る紙芝居を制作。喜ばれたことを知った部員たちが第2弾として作った。ところが同RCの事業が終了したため、函館で大盛湯を経営する牧野康宏さんの紹介でラオスやタイの子どもを支援するNPO「メコン基金」に託してラオスに送ることになった。
紙芝居は四つ切りサイズ23枚。ポスターカラーで色鮮やかに仕上げ、現地で活用しやすいよう生徒が英訳した文も付けた。2年の寺田部長(14)は「色づかいや細かい部分も良くできた」とし、金村奈津美さん(14)は「本に触れたことのない子どもに読む楽しみを伝えたい」と話していた。
牧野さんは「ラオスは図書不足が深刻と聞いている。子どもの得意な分野で国際協力し、東南アジアの子との交流が生まれれば」と期待していた。ラオスへの寄贈紙芝居は中学校が対象。問い合わせは牧野さんTEL0138・57・6205。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。