函館市の除雪費 追加へ…3億底つく
update 2010/2/6 22:11
函館市では5日までに、除雪費として計上していた3億円がほぼ底をついた。今後も降雪が予想され除雪作業を継続する必要があるため、市は今月下旬に開会する定例市議会に補正予算を計上する方針を固めた。補正金額は現在、調整中。除雪費の補正予算計上は2005年度以来4年ぶりで、市土木部は「議決までは市全体の当初予算の中から費用をねん出する」としている。
同市の1月の降雪量は158センチで、1998年に記録した146センチを超え過去最高となった。同月中旬には市の道路除雪で出た排雪を集積していた滝沢町の雪捨て場を、同月下旬には一般市民向けに開放していた赤川1の土木部維持課向広場も満杯となり閉鎖した。現在は港町ふ頭雪捨て場に切り替えている。
市土木部は「排雪場の変更で輸送コストがかさむことから、除雪後の雪が排雪できないケースも出てくるが、市民には理解をお願いしたい。ただ、降雪に応じた除雪は引き続き行っていく」と話している。
提供 - 函館新聞社
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