新たに「函館野外劇大使」任命へ
update 2010/2/6 22:11
NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(フリップ・グロード理事長)の2010年度通常総会が5日、函館市中央図書館(五稜郭町26)で開かれた。伸び悩む観客数の拡大に向け「函館野外劇大使」を新たに任命する案などを承認した。
1988年に創立した同会は今年で23年目を迎える。総会では、昨年度の公演が悪天候の影響で3回中止となり、入場者数が前年比約88・9%の9069人(前年度1199人)に落ち込んだことを報告。これに伴い、チケットの売り上げ枚数も1万1119枚と前年度の1万2347枚から大幅に減少した。
10年度の事業目標では、入場者数1万2000人の達成や現在約500人の個人会員を最低1000人まで増やすことを掲げるとともに、転勤などで現在函館外に住む関係者を「函館野外劇大使」に任命し、全国的な知名度アップへの協力を呼び掛けることなどを確認した。
また役員改選では、13年間にわたって事務局長を務めた岸部祐一さんが勇退したのに伴い、家口利明さんが新事務局長に就任した。
今年度の函館野外劇は、特別史跡「五稜郭」特設会場を舞台に、7月9日から8月7日までの金曜日と土曜日に7月25日(日曜日)を加えた全11公演を予定している。
提供 - 函館新聞社
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