七飯大沼小 児童が練習に熱…あすの千の風フェスに出演

update 2010/2/6 22:10

 【七飯】七飯町文化センターで7日午後2時から開かれる「千の風フェスティバル」(同町などが主催)に出演する七飯大沼小学校(和高敏明校長、85人)の4―6年生児童44人が5日、同小学校で本番前の最後の練習を行った。

 同フェスティバルは、名曲「千の風になって」にゆかりのある七飯町と新潟市、愛媛県西条市の3市町が集う「千の風サミット」が6日、七飯町内で開催されるのを記念したイベント。新潟市や西条市のコーラスグループや、曲を作曲した新井満さん、アイヌ文化を伝承する団体、白糠シノッチャの会(高木喜久恵代表)なども出演する。

 同校の児童は、町内のコーラスグループ3団体でつくった「ななえ音楽合唱団」とともに地元の代表としてステージに立つ。

 同校は昨年の新潟開催に続く出演で、今回は「千の風になって」と「明日はきっと」の2曲の合唱を披露する。「千の―」では2コーラス目から児童4人が前に出て手話を交えて歌う。

 昨年12月に出演が決まり、本格的に練習を始めたのは冬休み明け。短期間の集中練習で本番に間に合わせた。この日は1―3年生の前で本番を想定して練習し、伸びのある歌声を響かせた。

 6年生の畠山拓郎君(11)は「やれることはやった。練習した成果を発揮したい」と話し、指導に当たった平田葉子教諭(51)は「大勢の前で歌うことは滅多にないこと。一回り成長してほしい」と期待を寄せていた。

提供 - 函館新聞社




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