チョコ 誰にあげる? バレンタイン商戦本格化

update 2010/1/31 17:33

 2月14日のバレンタインデーを前に函館市内のデパート各店では、有名ブランドのチョコレートなどを多数そろえた特設売り場を開設し、商戦を本格化させている。近年「友チョコ」や「ご褒美チョコ」の人気や、男性用小物を贈る人が増えていることもあり、店内全体でイベントを盛り上げている。

 丸井今井函館店(本町32)では1月下旬から地下食品売り場で、国内外約20社、35ブランドのチョコレートの販売を開始した。最近は自分用に3000円―5000円の高級チョコレートを買い求める人が多いという。女性同士で贈りあう「友チョコ」ブームを反映して、以前は少なかった「ピンクなどかわいいパッケージを多用したものが売れ筋」と同店菓子担当の松代由紀子さん。通常のチョコは1000円前後が人気という。

 同店4階の紳士服売り場でも有名ブランドのトランクスや男性用の小物をバレンタインギフトとして提案し、人気を集めている。同階の山口恵セールスディレクターは「ニット素材のトランクスなどが充実しているので、チョコと一緒にぜひ」と勧めている。

 一方、棒二森屋(若松町17)でもギフトフェアを開催し、2月5日からは連絡通路にも会場を設け、チョコレートを使用したスイーツやビールなども販売するほか、テーオーデパート(梁川町10)でも随時30―40種類の商品を取りそろえているという。

 3店ともに14日が日曜日のため、早めに渡す人たちが多いとみており、祝日の11日前後が販売のピークと推測している。

提供 - 函館新聞社




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