予防や治療法 資料を開架展示 函館市中央図書館でがん征圧月間
update 2009/9/4 14:02
開架展示「がん征圧月間」が3日、函館市中央図書館で始まった。同館に収蔵する図書資料168冊を集め、がんの種類や予防と治療、闘病記などの種類別に陳列。AVコーナーでは5点の関連資料を用意した。29日まで。
日本対がん協会と日本医師会が9月に定めた同月間は、がん予防についての正しい知識と早期発見・治療の思想普及に取り組んでいる。同館では初めて実施した。
がんの種類別資料では肺や胃、大腸、乳など、場所別の仕組みや治療方法などを紹介。「がんの教科書」(きょうの健康番組制作班編)や「3大疾病の教科書」(国立がんセンター著)では、カラーの写真やイラストを多用し、発生のメカニズムにも触れている。
国の機関が発行するがん関連の冊子や、市立函館保健所が実施するがん検診の案内チラシも置いた。同館職員の佐藤久美子さんは「がんは予防や早期発見・治療が重要だと痛感しました。患者だけではなく家族にもぜひ知識を得てもらい、患者を支えてほしい」と話し、利用を呼び掛けている。
提供 - 函館新聞社
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