愛と平和 音楽で訴え チャリティーイベント
update 2010/1/31 17:33
イラクの子どもたちの医療支援に向けたチャリティーイベント「ラブピース&チョコレート」が30日、函館市末広町の金森ホールで開かれた。入場料や物販収益の一部が募金される仕組みで、参加者はステージ演奏や飲食を楽しみながら命や平和に思いをはせた。
同市内のミュージシャンや学生らでつくる実行委(大野友莉委員長)の主催で、昨年2月に続き2回目。非政府組織(NGO)日本イラク医療支援ネットワーク(JIM―NET)の「チョコ募金事業」に賛同して企画し、一口500円のチョコレートを購入すると、白血病の子どもの一日の薬代に当たる400円が寄付される。
ステージでは7組の地元ミュージシャンらが愛や平和にちなんだ楽曲を披露。聴覚障害者向けに手話や手ぶりなどで音を表現する「ミュージックサイン」も織り交ぜた。会場には市内の飲食・雑貨店13店が並んだほか、イラクのキルトや子どもたちのポスター、愛と平和がテーマの公募アート作品なども展示された。
この日は市民ら100人以上が来場。自身もステージでライブ演奏した大野実行委員長は「イベントに参加したり、行動したりすることで多くの子どもたちの救える命がある。自分たちに今、何ができるのかを考えるきっかけにしてほしい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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