ニラパワーで目指せ全道 生産組合がドッジボールチームにユニホーム贈る

update 2010/1/24 16:41

 【知内】函館市民体育館で24日に開かれる「第19回春の全国小学生ドッジボール選手権」の道南地区予選を前に、知内町ニラ生産組合(石本顕生組合長、74戸)は23日、知内小学校(伊藤剛史校長、児童189人)のドッジボールチーム「知内ニラパワーズ」にユニホームを贈った。団員らはニラ生産者らの熱い応援を受け、3年連続の全道大会進出を目指す。

 同組合は地域貢献のため、以前からニラパワーズへのサポートを続けていたが、ユニホームを贈るのは初めて。

 ニラをイメージした緑色で、胸には白い字で大きく「知内ニラパワーズ」と書かれている。緑色の鉢巻きも用意し、練習終了後に石本組合長が同小を訪れ、贈呈式が行われた。石本組合長は「大会にはユニホームを着て、元気にプレーしてください」とあいさつし、プレゼントした。

 森友輔主将(6年)は「かっこいいユニホームをありがとうございます。みなさんが一生懸命作ったニラを食べてスタミナをつけました。全力でプレーします」とお礼を述べた。受け取った団員らも大喜びで、必勝を誓い合った。

 同チームは昨年、一昨年と2年連続で全道大会に出場しており、この日も気合の入った練習が行われ、体育館にはメンバーらの力強い掛け声が響き渡った。攻守の連係なども息はぴったり。捕球したボールを素早く投げるなど、コートを所狭しと走り回っていた。

 森主将は「チームワークはばっちり。全道大会に絶対行きます」と気合十分。石本組合長は「地域で頑張っている子どもたちのために何ができるかを考え、ユニホームを贈ることを決めた。大会も頑張ってほしい」と声援を送っていた。

提供 - 函館新聞社




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