文字とアート魅力融合 函館美術館

update 2010/1/24 16:40

 道立函館美術館の特別展「文字とアートの素敵な関係」が23日、函館市五稜郭町の同館で開幕した。同美術館の特色ある収蔵品77点のほか、昨年9月に同内容の「もじモジ文字展」を開催した道立帯広美術館からも23点の貴重な作品を出展している。4月11日まで。

 文字とアートの魅力を再発見し、その「素敵な関係」を探ろうと企画した。展示スペースでは作品を「文字の精神」「文字の風景」「文字と運動」「文字と記号」の4コーナーに分けて展示。文字の成り立ちから現代美術までを絵画、書、陶芸などの作品とともに説明付きでわかりやすく紹介している。

 全体的にシックな色合いだが、ひらがな51音を神仏を祭るように厨子(ずし)に納めて森羅万象を表現した平林薫さんの作品や、中国殷(いん)代後半期の亀甲文字、アメリカを代表する芸術家アンディ・ウォーホルの「キャンベル・スープU」などが来館者の感性を刺激している。

 観覧料は一般500円、高大生300円、中学生以下無料。休館日は月曜(祝日は開館)と3月23―3月31日まで。時間は午前9時半から午後5時まで(入場は午後4半まで)。

提供 - 函館新聞社




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