低所得者で健康な成人も「新型」ワクチン接種無料
update 2010/1/23 10:16
新型インフルエンザワクチンで、これまで接種が行われてきた優先接種対象者以外の健康なゼロ歳児と19―64歳の成人への接種が22日、道内で開始された。これ受け函館市は、低所得者世帯が一時的に自己負担せず無料で接種を受けられるよう発行する「費用負担免除券」の対象を、これらの対象者にも拡大した。
市民税が非課税の世帯と生活保護受給世帯が対象で、国はこれらの接種費用を基本的に無料とする方針。通常は接種時に一時的な出費が伴うが、免除券を利用すると接種時の出費がなくなる。同市の健康な19―64歳の人数14万5509人のうち、無料対象となる低所得者世帯の対象者は3万285人。接種率は20%(約6060人)と見込む。
免除券を受け取るには、保健所や市役所の窓口などで配布する申請書の提出が必要。問い合わせは市立函館保健所保健予防課TEL0138・32・1539。
同市では昨年12月末までに3万4018人の優先接種対象者が新型インフルエンザのワクチンを接種した。うち、費用負担免除者は3738人。
また、函館市と同様の様式で低所得者に対する費用免除券を発行する北斗市と七飯町も、函館市と同様の内容で発行対象を広げるよう検討している。
提供 - 函館新聞社
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