桧山北 1学級増に…高校配置計画決定
update 2009/9/15 14:02
北海道教育委員会は14日、2010―12年度の「公立高校配置計画」を正式決定した。桧山学区は6月に公表された同計画案を一部修正し、11年度から町立瀬棚商業高の募集停止を加え、これに伴い、10年度に桧山北高を1学級増とすることを盛り込んだ。渡島学区の内容変更はなかった。 瀬棚商高は生徒数の減少などを理由にせたな町教委が8月、募集停止を決めた。同じ町内にある檜山北高は、定員割れの状況などから本年度は1学級減の2学級となったが、中卒者の動向も踏まえ、10年度は1学級増の3学級とした。
今回の決定について、桧山北高の志村秀裕校長は「地域の皆さんの熱意が道教委に伝わった。教員や生徒が減ると教育内容もさみしくなるので、少しでも生徒数が増える可能性ができ、安Gヒ(あんど)している」と話している。
一方、渡島学区は南茅部高が10年度から「地域キャンパス校」となり、センター校の函館中部高から教育活動の支援を受ける。このほか、10年度の木古内高の募集停止や函館商業高の学科転換による1学級減、11年度の函館西高(5→4)、函館稜北高(5→4)、長万部高(2→1)の学級減が示されている。
道南以外では、11年度から札幌白陵高に普通科単位制の導入や10年度の芦別高の1学級増などが示された。
提供 - 函館新聞社
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