受験に滑らない“砂”入り 川村組土建が合格祈願のお守り配布
update 2010/1/18 12:07
川村組土建(函館市亀田町、川村宏人社長)は凍結路面の滑り止めに散布する砂を入れた“受験にも滑らない”合格祈願のお守りを、市内末広町5のアクロス十字街(市水道局庁舎)前で配布している。2月末ごろまで、受験生やその家族らが自由に持ち出せるよう、街頭に置いておく。
お守りは幅4センチ、長さ5センチの厚手のポリ袋製で、持ち運びやすいよう昨年よりもサイズを小さくした。袋の中には風水で学問成就の色といわれる緑色で、「合格祈願すべり止め砂」と記された台紙、せたな町の砂数グラムが入っている。除雪作業に携わる社員が心を込めて作り、学問の神「菅原道真」を祭る矢不来天満宮(北斗市)で合格の祈とうを済ませてある。
国道278、279の道路維持管理、除雪作業の委託を受ける同社が2006年から始めた。管理する道路付近で十字街界わいに人を呼び込む狙いもあってこの場所に設置した。お守りは2000個用意し、毎日補充するがなくなり次第終了する。
同社の菊地保工事課長(48)は「去年より寒いので、滑らないように転ばないように気を付けて、このお守りを持って行ってください」と受験生にエールを送る。
提供 - 函館新聞社
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