新型インフルで一足早く…一部の小、中学校部で始業式

update 2010/1/16 09:41

 新型インフルエンザによる学校閉鎖の影響などで授業時間数を確保するため、函館市内の一部公立小、中学校で15日、一足早い3学期の始業式が行われた。子どもたちは冬休みの自由研究などを手に元気に登校していた。

 函館鍛神小学校(長谷恵校長、児童454人)では、通常25日間の冬休みを5日間短縮し、19日の予定だった始業式をこの日に早めた。全校児童が集まった式では、代表して2年生の玉井航君が冬休みの思い出をつづった作文を読み上げた。長谷校長は「3学期はまとめの時。次の学年にいけるよう一生懸命勉強して頑張ろう」と呼び掛けた。

 1年1組の教室では子どもたちが吉田和子教諭に通信表を提出し、日記や冬休みに作った作品を見せ合っては楽しんでいた。池田希帆さん(7)は「冬休みは七飯でスキーをやったり、リフトに乗れて良かった」と発表し、高嶋弘幸君(7)は「自由研究の万華鏡を作るのが楽しかった。3学期は漢字を頑張りたい」と話していた。

 この日、市内では同小のほか、弥生小、青柳小、赤川小、戸倉中でも3学期が始まり、ほかの多くの学校は19日までに始業式を行う予定。

提供 - 函館新聞社




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