函館市の公用自転車利用好調…9カ月で2150キロ
update 2010/1/15 09:34
函館市が本年度から導入した公用自転車は、4月から12月までの9カ月間に5台分で約2150キロ利用された。駅前方面や駐車しにくい本町方面での利用が活発で、6月には1カ月間に400キロを超える利用があった。市総務課は、少ない投資で小回りが利く交通手段として、今後も保有台数を増やす考え。
4月から5台導入した本庁舎では、5台合わせて4月に160キロ、5月は227キロ、6月は410キロ、7月は389キロ、8月は309キロ、9月は321キロ、10月は184キロの利用があった。夏場の利用が特に多いが、降雪が少なく路面が出ていたため冬期間も利用が進み、11月は98キロ、12月も44キロ使われた。
この5台分で節約されたガソリン代は、距離数から単純に計算すると約2万6000円(1リットル「当たり120円で、10キロ走行できると仮定)。同課は「金額にすると多くはないが積み重なると多額になり、二酸化炭素の抑制効果もある」として、今後も利用を推進する方針だ。
本庁舎のほか、亀田福祉事務所や環境部、湯川支所など4カ所にも8台を導入済み。雪解けを待って本格的に稼働させる予定で、2010年度末には当初計画通り総台数を28台にまで増やすという。その後は、公用車がない学校などの配置希望にも応える方針。
提供 - 函館新聞社
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