恵山岬に“星”降る夜 ホテル恵風 集魚灯などで電飾
update 2010/1/10 13:43
函館市の恵山岬灯台近くにある「ホテル恵風(けいぷ)」(恵山岬町61、西巻勝幸支配人)で、使用済みの集魚灯や浮き球を再利用したイルミネーションが点灯している。手作りの電飾でつくられた“満天の星”が冬の夜空を彩り、利用客の目を楽しませている。
冬場の目玉行事として地域を盛り上げようと、同ホテルが「岬あかり」と銘打ち、毎年行っている。2006年からは使えなくなったイカ釣り漁船の集魚灯や、養殖のコンブなどの網を設置する浮き球を活用し、電飾のカバーとして再利用している。
電飾は従業員らが2カ月ほどかけて約200個を製作。市漁協などを通じて集めた30センチほどガラス製の集魚灯にはブラックライトを入れ、蛍光塗料で描かれた表面の花柄が淡く浮かび上がる。浮き球も回収した約80個を補修し、小さく穴を開けた部分にプラスチック玉をはめ込んだ。
西巻支配人は「従業員のアイデアが詰まった低コストでエコなイルミネーション。冬の岬に輝く淡い光を多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。点灯は3月末までの毎日、日没から午後10時まで。
提供 - 函館新聞社
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