はしご乗りの演技次々披露 市消防出初め式
update 2010/1/8 09:15
新春恒例の函館市消防出初め式が7日、函館市民会館で開かれた。消防職員160人、消防団員650人を含む計1000人、消防車両10台が参加。伝統の「はしご乗り」の演技や消防訓練などが披露され、災禍のない一年を祈願した。
同会館駐車場では、西尾正範市長の合図で、はしご車に取り付けられたくす玉が割られ、屋上から特別救助隊員がロープで降下し、屋外式典がスタート。消防音楽隊の演奏に合わせて、少年消防クラブや婦人防火クラブ、消防団員らが分列行進した。
また、伝統の火消し装束姿で登場した市消防団「町火消し」のメンバーは、勇ましいかけ声とともに纏(まとい)回しや、はしご乗りの演技を次々と披露。高さ約7メートルのはしご上で大きく両手や両足を広げ、絶妙のバランスを取ると、来場した市民から盛んに歓声や拍手が送られた。
屋内式典では、西尾市長が「災害に強い街づくりに積極的に取り組む。消防職員は市民の防人(さきもり)となって安全を確保することを切望する」とあいさつ。向平博吉消防長が「先人の築いた歴史と伝統を礎に、市民の安全と安心確保にまい進することを誓う」と決意を述べた。
提供 - 函館新聞社
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