全国朝市サミット 来年は10年ぶり函館開催

update 2010/1/8 09:15

 朝市の活性化や地域振興などを目的に全国の市場関係者らが情報交換する「全国朝市サミット」が、2011年秋に函館市で開かれることが決まった。全国持ち回りで毎年行われ、函館が開催地になるのは、01年以来10年ぶり。

 サミットでは主に総会やシンポジウム、朝市の視察、交流会などが行われ、開催地によって物産展や分科会なども開かれる。1988年に秋田県五城目町で行われたのが始まり。第2回は7年後の95年に同町で行われ、それから毎年、北海道から九州までの全国各地で開催。今年の第15回サミットは千葉県勝浦市で開かれる。昨年11月に長崎県佐世保市で開かれた第14回サミットで、2011年の開催地が函館に正式決定した。

 前回、函館で開催された01年は、全国18地域から250人の朝市関係者らが出席。3日間にわたり、総会や分科会、物産展などが行われた。16回目となる来年のサミットの詳細はまだ固まっていないが、150店舗が加盟する函館朝市協同組合連合会(井上敏廣理事長)が中心となって日程や内容などを詰めていく。

 同連合会は「サミットの認知度を高めるためにも、今年はプレイベントなどを企画し、来年の函館開催につなげたい。全国各地の朝市を紹介するなどし、サミットが終っても朝市を継続的に盛り上げていきたい」としている。

提供 - 函館新聞社




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