郷土誇れる社会人に…厚沢部で成人式
update 2010/1/6 10:10
【厚沢部】厚沢部町教委主催の成人式が5日、町民交流センターで開かれた。進学や就職で故郷を離れているが、年末年始に帰省中という新成人も交えた27人(男16人、女11人)が、晴れがましい笑顔で大人への仲間入りを喜び合っていた。
同町の成人式参加対象者は、1989年4月2日から90年4月1日までに生まれた47人(男28人、女19人)。今回から新成人全員が“平成生まれ”になった。女性は全員が色鮮やかな振り袖姿で参加し、家族や懐かしい友人たちと、記念撮影を楽しみながら旧交を温めていた。
山畔清悦教育委員長は「町内では農商工それぞれの分野でUターンが多くなってきた。町は雇用の場を確保するため企業誘致などに全力で取り組み、皆さんを迎える準備を進めている。人口の減少が続いているが、若い皆さんの力で厚沢部を盛り上げて欲しい」と式辞を述べた。
来賓の渋田正己町長は「町内では『素敵な過疎のまちづくり』を掲げて、移住や定住の取り組みを活発に進めている。皆さんは新時代を作り出す担い手として、大きな期待を寄せている」とあいさつした。
新成人代表の月居大介さん(新町)と細畑智恵美さん(館町)は「厚沢部町民として自信を持って郷土を誇れる社会人になります」と宣誓。細畑利治町議会議長ら来賓から祝杯を受けると、杯に注がれたお神酒を満面の笑顔で飲み干していた。
提供 - 函館新聞社
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