香り立つ「一番ニラ」収穫始まる…知内

update 2010/1/5 10:14

 【知内】知内町特産のニラの収穫作業が4日、町内のビニールハウスで始まった。午後には札幌に輸送され、5日の初競りに掛けられる。甘い香りが広がるハウスの中で、青々と成長したニラを根元から丁寧にかまで刈り取っていった。

 この日は、知内町ニラ生産組合(74戸、石本顕生組合長)の5戸で「一番ニラ」の収穫作業が行われた。

 知内町のニラは「北の華」のブランド名で知られ、味の良さと徹底した品質管理で国内有数のブランドに成長した。甘みがあり、葉の幅が広く肉厚なのが特長。

 町重内の北島道男さん(38)は午前7時すぎから作業を始め、長さが約50センチに成長したニラを次々に刈り取っていき、約50キロを収穫。北島さんが刈り取り、家族が短い葉などを取り除き、結束までを行った。これから作業が本格化するため、パートの従業員を雇うという。

 北島さんは「昨年の天候不順で株の成長が心配だったが、例年並みの出来になった」と話していた。「一番ニラ」の収穫は3月に最盛期を迎える。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです