09年交通事故 死者数22人 目立つ高齢者
update 2010/1/3 10:13
道警函館方面本部交通課は2日、2009年の交通事故発生状況を発表した。管内の交通事故発生件数は前年比60件減の1702件で、死者数は同4人増の22人、負傷者は同40人減の2105人だった。死者数は、一昨年の18人に次いで、過去2番目に少ない。道内全体の死者数は同10人減の218人で、1950年以降で最少となった。
管内の特徴をみると、死者22人中、高齢者が14人で前年より4人増加。高齢者が事故の第1当事者となるケースも増加している。発生は、夕暮れ時から夜間にかけての事故が目立ち、午後4―8時に10人と集中している。類型別では、人対車両、車両単独が各7人、正面衝突は3人。乗車中の事故で死亡した14人のうち、シートベルトを着用していなかったのは6人で、3人はシートベルト着用で助かった可能性が高いという。
また、函館近郊の2市1町(函館中央、西署管内)でみると、事故件数は中央署管内1231件、西署管内264件で、いずれも微減。死者10人のうち、函館市内では8月に小安町の国道で2人が死亡した事故などで計7人、北斗市内では1月の踏切事故や4月の死亡ひき逃げ事件などで計3人、七飯町内では死亡事故はなかった。
道内では、事故件数は同1588件減の1万9503件で、負傷者は同1946人減の2万3855人。都道府県別の死者数は、5年連続でワーストワンを回避し、愛知の227人に次いで2番目で、以下、埼玉が207人、大阪と東京が各205人と続いている。
提供 - 函館新聞社
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