自由市場 にぎわう
update 2009/12/30 13:37
新鮮な海産物や青果などを販売する約60店が並ぶ「はこだて自由市場」(函館市新川町1)は、正月料理の食材を買い込む市民らでにぎわっている。市場には「正月だから安くするよ」と売り手の威勢のいい掛け声が響いている。
29日は午前から混雑し、夕方まで活気づいた。マグロやカニ、くじらベーコンなどの鮮やな色合いの商品が目を引き、買い物袋を持った客でごったがえした。市場ならではの“値切り交渉”も熱気。「もっと安くして」「新鮮で、こんなに安くしているところはないよ」と談笑する光景が繰り広げられた。
サケを専門で販売する米塚商店(澤崎達雄社長)は「毎年楽しみにしている人が多い。活気が出ていつもより売れ始めると正月を実感する」と話す。
夫婦で買い物に来た北斗市の成田映子さん(51)は「子どもが正月に帰省するので大好きな魚を食べさせてあげたい」と話し、サケや銀だらなどを買い求めていた。
同市場共同組合(佐藤止昭理事長)によると混雑のピークは30、31日。営業時間は午前8時から午後5時半まで。大みそかは各店ごとに商品が無くなり次第、閉店するという。
提供 - 函館新聞社
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