正月彩る多彩な縁起食材…おせち作り本格化
update 2009/12/29 13:39
正月の家族団らんを盛り上げるおせち料理。函館市宝来町9の料亭「冨茂登」(尾形有司社長)では、材料や味にこだわった本格おせちを家庭で味わってもらおうと、従業員らが手分けをして朝早くから仕込み作業に取り掛かっている。
28日から本格的に製造作業を開始した同店は、毎年市内のデパートなどを中心に販売している。10月から企画し、2段重に43種類にもなる色とりどりの縁起食材などを詰め込んだ180個を、31日までに仕上げる。
「おせちは1年の集大成。伝承された味に新しい心づかいを」といつも心がけて調理すると話す尾形社長(59)。その言葉通り定番の「子持ち鮎の甘露煮」は何工程も経て、煮崩れないように6時間かけて仕上げる。そのほか、函館近海で獲れたあわびを使った粕漬けや兵庫県丹波市産の黒豆、大きな栗の渋皮煮がのった栗きんとんなど、こだわりの品々が充実している。
食材をお重に詰める作業は30日の夕方から明け方にかけて進め急ピッチで進められ、市内や遠くは東京まで届けられる。
提供 - 函館新聞社
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