「姉妹都市」視野に交流…高陽市の本部長来函

update 2009/12/26 12:08

 韓国の首都・ソウルに隣接する高陽(コヤン)市の国際化戦略プロジェクト本部長、ユン・ソンソン氏ら3人が来函し、25日、函館市役所を表敬訪問した。西尾正範市長と懇談し、両市とも将来的な姉妹都市提携を視野に入れて交流を進めることで一致した。

 ユン氏らの訪問は、10月に西尾市長らが観光プロモーションの一環として同市を訪れた際に函館側から要請していた。一行は23日に来函、24日には五稜郭や夜景などを見学している。

 懇談では西尾市長が「函館はソウルとの定期便も就航しており、いいパートナーになれると思う。スポーツや経済、青少年同士の交流が考えられ、互いに学ぶところも多い」とあいさつ。これにユン氏も「日本とはまだ姉妹都市提携をしていない。函館市が適応していると思う」と述べ、「市内には朝鮮王朝の墓など世界文化遺産が2カ所あるが、観光面は弱い。町並みの保存に向けて市長から助言をいただきたい」とした。

 西尾市長はこの後行った定例会見で、来年2月にもガン・ヒョンソク市長が来函する意向を持っているとした上で、「一定の交流協定を結びたい」との考えを示した。また、高陽側は姉妹都市提携に議会の議決が必要なことから「(姉妹都市は)後の話になるだろう」と述べた。

提供 - 函館新聞社




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