新型インフル 道南で「流行入り」
update 2009/9/13 09:54
函館市と渡島保健所管内で、保健所が調査するインフルエンザの定点報告数が、第36週(8月31日―9月6日)の調査で「流行入り」の基準とされる1定点当たり1.00を超えた。江差保健所管内は1以下を保っているものの、八雲保健所管内はすでに4.00に上昇。国立感染症研究所(東京)は「最近の発生患者のほとんどが新型インフルエンザと推定される」としており、道南でも新型インフルが流行の状況にあるといえる。
函館市内では、第33週(8月10―16日)に0.91と1に近づいたものの、次週では0.27に下がりいったん収束傾向に。ところが第35週(同24―30日)に0.73と再び上昇し、第36週は1.45となった。
同じ第36週の定点報告数は、渡島保健所管内は1.00、江差保健所管内は0.33。八雲保健所管内は、第34週(同17―23日)に2.33となり、第35週は1.33に下がったものの、次週では大幅に増加した。
全国の第36週報告数は、2.62で、3.53だった道内は都道府県別では6番目に高い数値。厚生労働省は8日の新型インフルエンザ対策担当課長会議で「今般の新型インフルエンザについても本格的な流行入り」としている。
提供 - 函館新聞社
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