道の臨時職員に応募殺到

update 2009/12/20 16:20

 国の緊急雇用創出事業の一環で、道が募集していた来年1―3月の臨時職員採用に申し込みが殺到し、渡島・桧山管内では計35人の募集に対して、計139人が申し込みがあった。職種によっては急きょ途中で募集を打ち切ったり、選考日程を増やしたりと、道南の厳しい雇用情勢が浮き彫りになった。

 道は失業者に次の就職先が見つかるまでの一時的な「つなぎ」にしてもらう狙いで、11―17日までの1週間、全道で計271人を募集していた。道南では道の出先機関を中心に事務補助業務などを担当する臨時職員を各部署で1―2人募った。採用人数は渡島で28人、桧山で7人。

 中でも渡島東部森づくりセンター(函館)には森林資源情報整備の資料作成補助に当たる1人の募集に16人が応募。当初は18日のみの面接を予定していたが、急きょ21日にも日程を追加した。このほか、函館児童相談所が採用枠1人に9人、函館運転免許試験場が同2人に18人から申し込みがあった。

 渡島管内では、応募者多数のため途中で募集を中止した部局も計9カ所あった一方、渡島西部森づくりセンター(松前)は応募者がゼロで、今月24日まで募集を延長した。渡島支庁商工労働観光課は「市内の勤務地を中心に人気が高く、雇用環境の厳しさがうかがえる」としている。

提供 - 函館新聞社




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