七福神と新年祝おう

update 2009/12/20 16:19

 函館市西部地区の新年恒例のイベント「2010笑福七福神祭」(実行委主催)が来年1月1日、同市弁天町2の骨董(こっとう)品店「古楽堂」などを舞台に開かれる。除夜の鐘とともに“七福神”が乗った移動式の木造宝船「七福神丸」が大黒通りを巡回し、新年の幕開けを盛大に祝う。

 西部地区の町おこしグループ笑福七福神祭実行委員会(井上清美委員長)、大黒通りフェスティバル実行委員会(嶋崎孝治委員長)、ちんどん屋グループ「遊源会社大黒笑事」(嶋崎正雄代表)の3団体共催で、今回で8回目を迎える。

 当日は午前零時に七福神に扮(ふん)した有志が乗る七福神丸が同市入舟町の平石造船所前を出発。和太鼓の音頭でけん引し、約20分かけて近隣を練り歩く。終着地の古楽堂前では三味線や歌の生演奏があり、約150人分の雑煮やあずき湯、大入り袋も振る舞われる。

 実行委は現在、当日の七福神役を数人募集している。昨年、一昨年と弁財天を務めた市内の小学生姉妹が念願のバドミントン全国大会に出場する縁起の良さもあり、同実行委は「参加すれば御利益があるはず。年々参加者も増えていて、函館の大みそかの風物詩にしたい」と話す。

 荒天の場合は中止。七福神としての参加希望者は事前に同実行委へ申し込みが必要。一般参加者は31日午後11時半に現地集合。問い合わせは井上委員長TEL090・4878・4158。

提供 - 函館新聞社




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