七飯町の管理職が町税徴収へ
update 2009/12/20 16:19
【七飯】今月を「町税・納税推進強調月間」と定める七飯町は、21日から25日までで4日間、管理職による税の直接徴収を実施する。町税務課は「税負担の公平を訴え、税収の確保に努めたい」としている。
徴収業務に管理職を充てるのは町として初めてで、20人の管理職が納税の催告に応じない約350軒を訪問する。
町によると、本年度の一般会計の当初予算約86億のうち25億5000万円が自主財源。住民税や固定資産税などの未納額は約3億3000万円(08年度決算)となっている。徴収率も88・6%と全道市町村の平均を下回る結果となっている。
こうした状況を受けて本年度から給料や預貯金、生命保険の解約金などの差し押さえを強化。さらに滞納整理を推進するため、管理職が徴収業務に乗り出す。
18日に町役場で行われた出発式では、中宮安一町長が「町財政が厳しい状況ということを十分踏まえて納税者と折衝し、効果が上がるよう従事してほしい」とあいさつし、管理職に徴税吏員証を手渡した。
提供 - 函館新聞社
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