秋のバル街、はしご酒楽しむ

update 2009/9/12 15:46

 函館市の西部地区をスペインの飲食店「バル」街に見立て、飲み歩きを楽しんでもらうイベント「第12回函館西部地区2009秋のバル街」(実行委主催)が11日開かれた。市民ら約3200人が参加。店独自のピンチョー(つまみ)を楽しみ、初秋の一夜を過ごしていた。

 今回は今年4月に開かれた前回よりも2店多い66店が参加。函館開港150周年を記念し、約10店でメニューに記念カクテルなどを提供したほか、アクロス十字街前では、函館開港150人限定ワインサービス、生ハム、チーズが振る舞われ、長蛇の列ができた。

 ライブや踊りなど多彩な催しをする店もあり、フラメンコのステージ、ブルースやジャズライブなどでイベントを盛り上げた。また、高田屋嘉兵衛資料館では参加者に無料開放し、はこだて菜の花プロジェクトによる、菜種を搾った油で明かりをともす体験会を行った。

 末広町周辺をはしごしていた市内日吉町の会社員、原田誠さん(47)は「今回は平日なので、会社帰りに来ることができた。各店のバル街特有の雰囲気はとても心地よく酔わせてくれる」と話していた。

提供 - 函館新聞社




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