今冬一番の冷え込み…15日の道南
update 2009/12/16 12:40
15日の道南は、本道上空に真冬並みの寒気が入り冬型の気圧配置となったため、各地でこの冬一番の冷え込みと大雪に見舞われた。函館海洋気象台によると同日午後6時までの最低気温は、長万部氷点下8・2度、森同7・4度、今金同6・9度、函館同6・1度で、いずれもこの冬最も低かった。
雪は14日夜から本格的に降り始め、函館の降雪量は15日午後6時現在で24センチ、函館の最大積雪は22センチだった。市内では朝から主要道路に除雪車が出動し、市交通局では専用除雪車両「ササラ電車」を出動させた。
市民も自宅や駐車場などの除雪に追われ、市内弥生町の男性は「一晩にこんなに降らなくてもいいのに」、市内美原の主婦は「昨夜はこの冬初めて水道管の凍結対策をした」と話していた。
大雪の影響で、空の便が函館と丘珠を結ぶ路線を中心に乱れた。全日空(ANA)は同日、午前7時35分丘珠発函館行きの4811便が函館空港に着陸できず、千歳空港に代替着陸し、折り返し便が欠航となるなど、函館―丘珠間の3往復6便が欠航し、計233人に影響。また、北海道エアシステム(HAC)は、函館―奥尻間の1往復2便、函館―丘珠間の1往復2便が欠航となり、計84人に影響した。
同気象台によると16日の渡島地方は曇りで、昼すぎまで時々雪が降る。桧山地方は雪で吹雪となるが、昼前から時々曇りに落ち着くとみられる。
提供 - 函館新聞社
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