工藤上ノ国町長が3選出馬を表明
update 2009/12/16 12:39
【上ノ国】工藤昇上ノ国町長(56)は15日の第4回定例町議会で、2010年5月に行われる任期満了に伴う町長選で、3選を目指して出馬する意向を正式表明した。次期町長選での出馬表明は工藤氏が初めて。
花田英一氏の一般質問に答えた。工藤氏は「改革の柱として掲げた行政改革、財政改革、組織機構改革は町内外に誇れる成果が得られた。改革の最大の目標である産業基盤の強化はいまだ芽吹きを見ていない。残された課題を実現するため町政を継続し、町づくりの完遂を見届ける責任がある来年の町長選に立候補する決意を新たにした」とし、3選への決意を示した。次期町長選をめぐっては、これまでのところ工藤氏以外に出馬の動きは無い。
工藤氏は就任間もない2004年、徹底した行財政改革や農漁業生産額の大幅増などを柱とする自立プランを策定。着実な財政再建により起債(借金)の減少を図り、高校生以下の医療費無償化や日本海沿岸の森林復活に向けた日本海グリーンベルト構想など、独自色のある政策を次々と打ち出した。
工藤氏は同町出身で1972年に町役場入り。企画商工課長補佐、保健福祉課長補佐などを経て、02年5月の町長選で現職の福原賢孝氏(現道議)を破り初当選した。06年の前回選挙は無投票当選。現在は桧山総合開発期成会長などを務めている。
提供 - 函館新聞社
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