白百合高全国出場へ…全道英語ディベート大会で3位
update 2009/12/15 12:23
函館白百合学園高(吉田めぐみ校長)の国際交流部(佐藤可林部長)に所属する生徒5人が、このほど札幌で行われた第1回全道高等学校英語ディベート大会(道高文連国際交流専門部主催)で3位に輝き、19、20両日に埼玉県川越市で行われる全国大会への初出場を決めた。メンバーは全国の大舞台での上位入場を目指して日夜練習に励んでいる。
同大会は4人が1チームとなり(登録は5人まで)、与えられたテーマに対し、肯定側と否定側に分かれて質疑を繰り返す。相手の主張に対して1分から2分程度の短い準備時間内に次の質問内容を考えなければいけないため、瞬時の理解力と表現力が必要とされる。全道大会は今回が初開催で「日本政府は派遣労働を禁止すべきである。是か非か」をテーマに10校12チームが、上位3チームに与えられる全国キップを目指して舌戦を繰り広げた。
同高からは佐藤部長(3年)、吉本早希さん、寺井琴美さん、南部萌見さん、(以上2年)中谷一枝さん(1年)が出場。大会前は「他校の実力がどの程度なのか予想できず不安だった」佐藤部長だが、6チームによる予選リーグを見事に1位突破し準決勝進出を決めると「これで全国大会行きを確信した」と振り返る。惜しくも決勝進出はならなかったが3位決定戦に勝利し目標を達成。さらに佐藤部長は4個人に贈られるベストディベーター賞も手にした。
全国大会には各地区の予選を勝ち抜いた64チームが出場。優勝チームには来年2月にカタールで行われる世界大会への出場権が与えられる。白百合の5人は外国人教諭らを迎えてシミュレーション練習を繰り返し、大舞台での活躍に備えている。佐藤部長は「ディベートには個々の実力とチームワークの双方が必要とされる。今回のメンバーはそれぞれが個性を発揮しながら団結力もあり頼もしい。全国の強豪と力いっぱい討論を繰り広げていきたい」と意欲を見せている。
提供 - 函館新聞社
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