野又学園が歯科衛生士、看護の専門学校を来年度設立
update 2009/12/12 12:13
学校法人野又学園(野又肇理事長)は来年度、函館医療保育専門学校(柏木町)の歯科衛生士科、看護科を分け、「函館歯科衛生士専門学校」と「函館看護専門学校」を設立する。法令改正に伴い、歯科衛生士の養成課程は現行の2年から3年に移行する。同学園は「高齢化社会に対応し、より質の高い歯科衛生士を育成したい」としている。
函館医療保育専門学校は現在、保育、歯科衛生士、看護の3科がある。このうち保育科は、函館短大に本年度新設された保育学科と統合することが決まっている。
新しい2専門学校は、現在使っている校舎をそのまま活用し、1、2階を歯科衛生士、3、4階を看護とする。募集定員は歯科衛生士が現行の1学年50人から40人に変更し、看護は現行と同じ50人とする。
野又淳司常務理事は「歯科衛生士は高齢化社会において重要な職業で全国的に求人も多く、就職面の強みもある。3年課程で高度な医療環境を支えられる人材を育てたい」と話していた。
野又学園は財政健全化などを目的に経営する教育機関の再編を進めており、函館大も来年度から学科再編などを行うほか、函館ビジネスアカデミー専門学校と日本ビジネス綜合専門学校(札幌)は昨年度から募集を停止している。
提供 - 函館新聞社
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