大沼地区が光通信整備へ…七飯町
update 2009/12/12 12:13
【七飯】七飯町は大沼地区に超高速インターネット(光ケーブル通信)を整備する方針を固め、関連経費を盛り込んだ補正予算案を16日開会の町議会定例会に提出する。大沼地区は町内で唯一、光ケーブル通信が整備されていない地域で、今回の措置で町内全域で高速インターネットのサービス環境が整うことになる。
総事業費は2億1900万円を計上しているが、主に国の地域情報通信基盤整備推進交付金と地域活性化・公共投資臨時交付金を活用することで、町の一般財源からの持ち出しは150万円になる見通し。
町内でNTTの高速インターネットサービスが届かないエリアのうち、本年度は峠下、藤城地区で光ケーブルの敷設に着手し、年度内には完了する見通し。現在、大沼地区が唯一未整備地区となっていて、観光事業者や地域住民から整備を求める声が上がっていた。
光ケーブルの敷設は、NTT大沼電話局社から西大沼、東大沼、大沼湖畔の町境まで総延長約70キロ。一般家庭1120戸や小中学校、事業所、町の公共施設などがサービスを利用する見通し。峠下・藤城地区と同じ方式を採用し、整備したケーブルをNTTに貸与して、NTTがサービスを提供する。
町は「大沼地区は観光地で、産業振興の視点からも超高速インターネットの整備は急務。早期整備に着手できるよう取り組みたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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