新行修者に久保田さん…木古内のみそぎ祭り
update 2009/12/11 14:28
【木古内】佐女川神社で来年1月13日―15日に行われる180回目の「寒中みそぎ祭り」の新しい行修者が、町出身で函館の高校に通う久保田翔さん(17)に決まった。10日に開かれた同神社の会議で正式に選ばれた。今後4年間にわたって行修者を務め、祭典の期間中は豊作、豊漁を願い、水ごりの荒行を行う。
久保田さんは、函大有斗高の3年生で、4月からは札幌の専門学校に通うことが決まっている。高校ではバスケットボールを続けた。
久保田さんは「昔からみそぎ祭りを見ていたので、行修者をやってみたい気持ちはあった」と話す一方、「行修者の話が来たときは、やるかどうか真剣に迷ったが、やると決めたからには4年間やり遂げてみせる」と張り切っている。
友人からも激励を受けている。「部活を引退してからは体を動かしていなかったので、現在は筋トレをこなしている」と語り、祭り本番に向け準備を整えているという。
母親の恵子さんは「光栄なこと。最後まで頑張ってほしい」と期待する。
久保田さん以外の行修者は大学生の平野嘉栄さん(22)、専門学校生の村上駿弥さん(19)、竹田峻輔さん(20)。
提供 - 函館新聞社
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