濱谷江差町長が3選出馬を正式表明

update 2009/12/11 14:28

【江差】濱谷一治江差町長(64)は10日の第4回定例町議会で、2010年7月に行われる次期町長選で3選を目指して出馬する意向を正式表明した。

 町政与党会派の萩原徹氏(協政会)の一般質問に答えた。濱谷氏は「就任以来の課題である財政再建は、起債残高が目標である70億円が間近だ。支庁再編問題など町政上の課題は多いが、確実な成果を生み出し、将来にわたり間違いのない方向性を示すため、町長選に三たび挑戦したい」と述べ、3選出馬への決意を示した。

 次期町長選をめぐっては、これまでのところ濱谷氏以外に出馬に向けた動きは無い。

 濱谷氏は上ノ国町出身。江差高卒。1964年に町役場入り。商工観光課長、保健衛生課長、町議会事務局長、檜山広域行政組合総務課長、保健福祉課長を経て、2002年の町長選では、町政刷新とともに、不透明な経営実態が判明した、風力発電事業を行う町の第3セクター・江差ウインドパワーの経営透明化を訴え、現職の若山昭夫氏を328票差で破り初当選。1期目はウ社に対する町の債務保証解消や民間への経営権移譲といった風力問題の処理に力を注いだ。

 06年の前回選挙は無投票。2期目は農漁業振興や道の支庁制度改革に伴う檜山支庁存続運動をはじめ、町長として培った人脈を生かしながら、トヨタグループなど大手企業へのトップセールスを自ら進め、企業誘致や地場産品の販路拡大など、町内産業の活性化対策にも取り組んできた。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです