奉仕活動で交流を 地域サービスセンター 15日に中島廉売清掃
update 2009/12/10 11:01
障害者の就労支援をしながら、奉仕活動で利用者と地域住民の親ぼく交流を目指す「地域サービスセンター はこだて」(函館市中島町12、渡會栄子センター長)は、15日に「第1回中島廉売内道路ボランティア清掃」を実施する。時間は午前10時から正午までで、地域とのふれあいを深める第一歩として関係者は張り切り、幅広い市民の参加を呼び掛けている。
センターは、NPO法人全国精神障がい者地域生活支援センター(能登正勝理事長)内に、10月29日付で新規開設。雇用契約を結ばない障害福祉サービスで、就労に必要な知識や能力向上を図る。
センター利用者は名刺・年賀状づくり、廉売内の商品荷造り、配達作業、パソコンの部品交換など幅広い仕事をこなし、職業指導員と生活支援員から業務の助言を受けている。
今回のボランティア清掃は、今後定期的に開催する地域交流事業の足がかりとして期待が大きい。「中島廉売の関係者をはじめ、多くの協力があってセンターの活動がある。この感謝の気持ちを少しでも地域に還元できれば。一緒に体を動かし、心地良い汗で温まりたい」と利用者とともに渡會センター長ら職員も意気込む。
当日は、午前10時にセンター前集合。ごみ袋などはセンターが用意する。
生活支援員の沼澤玄太さん(26)は「障害の有無にかかわらず、子どもからお年寄りまで幅広い世代の参加で、温かな絆(きずな)を深められればうれしい」と語り、「センターは家庭的な雰囲気で、楽しさ、優しさがあふれています。随時、見学も行っているので気軽に相談ください」と話している。
問い合わせはセンターTEL0138-51-0026、ファクス同51-0044。電子メールはnumasawa@mls―j.com
ボランティア清掃活動の申し込みは14日まで。
提供 - 函館新聞社
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