華麗な舞やダンス披露…極東大芸術団公演

update 2009/12/9 11:37

 ロシア・ウラジオストクの極東国立大学附属芸術団の函館公演が8日、函館市民会館で行われた。同芸術団は海外でも高い評価を受けており、華麗な舞や美しいハーモニー、コミカルなダンスなどを披露し、来場した大勢の市民を楽しませた。

 極東国立大学開学110周年、同大函館校開校15周年、函館日ロ親善協会設立20周年を記念し、同大の芸術団45人が来函。冒頭、同大函館校のクリーロフ・ウラジミル学長が「函館校開校15周年と函館開港150周年など祝い事が重なった。芸術団のプロレベルの技術を見てほしい」とあいさつした。

 白を基調としたきらびやかな衣装に身を包んだ民族舞踊アンサンブル「レゲンダ」が輪舞「赤いカリーナの実」を華麗に舞い、幕を開けた。日本の歌曲「桜」を披露したのは、コンクールなどで複数の賞を得ているボーカルグループ「タリスマン」。重厚なハーモニーと情感を込めた歌に会場からは拍手が沸き起こった。

 民謡アンサンブル「ポクロフ」はロシア民謡やコサック、ウクライナ民謡など50曲以上のレパートリーを持つ。「おおロシア」「コサックが行った」をリズミカルに歌い上げ、注目を集めた。

 会場には同校の同窓生や、ロシアの文化、言葉を学ぶベリョースカクラブのメンバーらも訪れ、熱心に見入っていた。

提供 - 函館新聞社




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