海老沢市長、仕分けに批判的見解…北斗市議会
update 2009/12/9 11:31
【北斗】8日に行われた北斗市議会の一般質問で、海老沢順三市長は政府の行政刷新会議が行った「事業仕分け」について、「仕分け自体はいいことをやった」と一定の評価をしつつも、「計画が残り1年となった市の農道整備を切るというのは、極めて乱暴な話。内容によっては肯定できるものではない」との見解を示した。
池田達雄氏の質問に答えた。
市の来年度の予算編成にどのような影響があるかを問われ、海老沢市長は里山エリア再生交付金と農道整備事業が「廃止」と判定されたことで、市有林森林施行計画推進事業と南渡島2期地区広域農道事業が中止される懸念があることを挙げた。ほかにも予算縮減や見直しとなった事業を報告。「来年度の予算編成にあたり、影響がないとはいえず、事業の実施、計画で影響を受ける。情報収集に努める」と述べた。
また、市が負担金を払っている事業について、「農道整備事業がこのまま廃止になれば、市が今まで支払った負担金は、訴訟をしてでも返してもらう。返してもらった分で整備を行う」と語った。
提供 - 函館新聞社
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