高橋留美子さんの世界堪能…カラーイラスト原画など展示

update 2009/12/6 16:08

 「うる星やつら」「らんま1/2」「めぞん一刻」「犬夜叉」の大ヒットで知られる人気漫画家、高橋留美子さんの展覧会「高橋留美子展 It’s a Rumic world」(道立函館美術館など主催)が5日、同館で始まった。4大作品のカラーイラスト原画のほか、有名作家34人が「うる星やつら」の「ラムちゃん」を描いた「MY Lum」など約150点が展示されている。来年1月17日まで。

 幅広い世代から人気のある高橋さんの展覧会は初めて。各作品に分けて原画を紹介しているほか、「めぞん一刻」の舞台となったアパート「一刻館」の模型、同展限定のビデオ放映、オリジナルグッズの販売が行われている。

 初日は開会式に続き、関係者による特別観覧が行われた。「昭和50年代に頑張る女性作家として応援していた。懐かしい」「漫画が美術作品としても楽しめる」などの声が聞かれた。前函館文化会会長の関輝夫さんは「絵が優しい作品が多くて楽しいですね」と話していた。

 開館は午前9時半―午後5時(入場は同4時半まで)。休館は28日から1月4日と月曜(1月11日は開館、同12日休館)。観覧料は一般900円、高校大学生600円、小中学生300円。問い合わせは同館TEL0138・56・6311。

提供 - 函館新聞社




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