イルミナシオン映画祭開幕 八嶋さんら舞台あいさつ
update 2009/12/5 16:38
「第15回函館港イルミナシオン映画祭」(実行委主催)が4日、函館市末広町の金森ホールなどで開幕した。函館ロケ作品「つむじ風食堂の夜」(篠原哲雄監督)などが上映され、詰め掛けたファンや市民らが映画の魅力を満喫した。篠原監督とともに舞台あいさつした主演の八嶋智人さんは「函館の人に支えられてできた映画。感謝している」と思いを語った。なお、5日の函館山山頂クレモナホールでの上映は悪天候のため中止となり、金森ホールでの上映となる。
15回の節目となる今回は、6日までに新旧の邦画23作品を上映するほか、シンポジウムなども予定している。映画監督や俳優らゲストも来函し、来場者と交流を深める。
「つむじ風―」は昨年末、函館市内で撮影された。この日はロケに協力した市民も多く訪れ、感慨深い様子でスクリーンに見入っていた。
金森ホールで行われた舞台あいさつで八嶋さんは、函館の魅力について「和洋折衷で面白い街」と話し、「函館でなければこの映画は成立しなかった」と笑顔で語った。篠原監督は、函館をロケ地に選んだ理由を「最初から函館のイメージにぴったりな作品だったから」と話し、「何度も訪れたくなる街」と思いを語った。
この日はプレ上映として、函館で初めて映画撮影された作品「若い人」(1937年、豊田四郎監督)もクレモナホールで2回上映された。函館開港150周年の節目として選ばれ、詰め掛けた多くの市民が当時の風景を楽しんでいた。
提供 - 函館新聞社
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