いい湯だな〜…熱帯植物園サル山の温泉
update 2009/12/2 09:51
函館市営熱帯植物園(湯川町3)のサル山に1日、冬恒例の温泉が登場した。浴槽に温泉街と同じ源泉が注がれ、106匹のサルは仲良く入浴。「いい湯だ。体のしんまで温まる」とご満悦の表情をのぞかせ、来場者の目を楽しませている。
同園の名物温泉。浴槽には通常、冷たい水が入っているが、午前9時半に40度前後の湯に切り替えた。
湯気が漂うと、サルたちは警戒したが、慣れた親ザルが湯につかり、子ザルも続いた。毛繕いをするものや、少しのぼせたのか、顔を一層赤らめ浴槽の縁に腕を上げ一休みするものも。
温泉は塩分を含み、神経痛や皮膚病、切り傷などの効能があり、「けんかが多いサルたちにとっては最高の風呂。健康回復と心も温まってけんかも少なくなる」(同園)。
サルは、ほぼ一日中温泉につかり、寝る前に上がり、体を寄せ合って毛を乾かすという。
横浜から家族旅行で訪れた荒木田汐音(しおん)さん(8)は「気持ち良さそうなサルの顔が面白い」と笑顔だった。サル温泉は来年5月上旬まで。
問い合わせは同園TEL0138・57・7833。
提供 - 函館新聞社
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