前函館市議の板倉氏が来年の参院選に出馬表明
update 2009/12/2 09:51
11月30日付で函館市議を辞職した板倉一幸氏(58)は1日、来年7月の参院選比例区に私鉄総連の組織内候補として、民主党から立候補することを正式表明した。板倉氏は出馬会見で「地域の公共交通を守り、地域活性化のために最大限努力したい」と述べた。
私鉄総連組織内議員の今期限りでの勇退に伴い、今年7月に開かれた私鉄総連定期大会で、板倉氏を参院選の組織内候補とすることが決まった。出馬理由として「公共交通活性化に向けて国や道などの法的な制約や壁を乗り越え、全国の皆さんのお役に立てるよう国政に挑戦し、考えを実現したい」と述べた。一方、民主党が掲げる高速道路の無料化は反対する考えを示した。
同氏は9月から東北、関東、関西などで各組合などへのあいさつ回りを進めており「組織内では無名だが引き続き全国を回り、一人でも多く浸透を図りたい。30万票が目標」とした。
また、任期途中で函館市議を辞職した点について「市民からの信託を途中で辞すことを心苦しく思うが、新たな挑戦に向けて頑張りたい」と語った。
板倉氏は函館市出身。1999年4月、函館バス労組などの支援を受けて市議に初当選し、連続3選。私鉄総連函館バス支部特別執行委員、同自治体議員団会議幹事などを歴任し、現在は私鉄北海道議員団会議会長。2003年6月から今年8月まで民主党道8区総支部幹事長を務めた。
提供 - 函館新聞社
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