泉沢トンネル工事本格化へ 安全祈願祭
update 2009/12/1 15:33
【木古内】北海道新幹線(新青森―新函館駅間)の泉沢トンネル工事の安全祈願祭が11月30日、木古内町橋呉の工事現場で行われた。道内側では4本目となるトンネル掘削で、2013年の完成を目指して工事が本格化する。
同トンネルは同町橋呉と同町亀川間の全長約1.7キロで、掘削作業は橋呉側から行う。トンネル以外に橋りょうや盛り土部分も約250bある。道内側で工事計画のある6本のトンネルのうち、渡島当別、新茂辺地に次いで3番目の長さで、総工費は約31億円。
安全祈願祭には発注元の鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局や渡島支庁、木古内町など工事関係者ら約80人が出席。同局の名越次郎局長や寺山朗支庁長、大森伊佐緒町長らがかま入れなどの神事を執り行い、工事の安全を祈った。
あいさつで名越局長は「新幹線工事の開始から5年目を迎え、工事はトンネルを中心に順調に進んでいる。安全第一で品質を確保し、所定の工期内に確実に完成したい」とし、寺山支庁長は「新函館駅までの早期開業に向けた予算確保に加え、札幌延伸への要望を積極的に進めたい」と話した。
提供 - 函館新聞社
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