函商高校生36人、国家試験合格
update 2009/12/1 15:33
函館市昭和1の函館商業高校(滝田進校長 生徒711人)の情報処理科の生徒ら36人がこのほど行われた、難関とされる国家試験の基本情報技術者試験、ITパスポート試験に合格した。ソフトウェア開発を目指す一般受験者が大半を占める試験で、高校生が大量に合格する例は極めて珍しく「日ごろの成果が実った」と関係者は喜んでいる。
基本情報技術者試験に合格したのは5人。情報処理科3年の原田侃奈さんは、所属するパソコン部で毎日約2時間の練習に加え、連日補修を受け試験に臨んだ。道内の高校生受験者25.3%という合格率の試験に「難しい試験だったが、勉強した結果が出たと思う」と喜んだ。卒業後はホテルに就職するという。
ITパスポート試験に合格した31人の1人で、同科2年の内村俊晴君は授業で2ヵ月間対策をし、本番3週間前には連日午後6時まで勉強に励んだ。「十分対策はしたが、本番では想定外の問題が出て慌てた」と話すが、見事合格を勝ち取った。
同校の吉本満教頭(53)は「インフルエンザでの休校で十分な補修ができなかったが、生徒の努力がこの結果を生んだと思う」と話した。
提供 - 函館新聞社
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